m.AIで定時に帰る会社員ノートみおの、仕事を軽くする実用ノート
会議・議事録 / HOW TO

会議の議事録をAIで作る手順|そのまま使えるプロンプトと、録音から清書までの流れ

会議のメモや文字起こしをAIに渡して、決定事項・宿題・期限が一目で分かる議事録にする手順です。コピペで使えるプロンプト3つと、AIに渡す前の注意点をまとめました。

みお|公開 2026-10-20

議事録はAIに「決定事項・宿題(担当・期限)・保留」の3つに分けて書かせると、5分ほどで配れる形になります。コツは、分からないところを推測させないことと、最後に自分で決定事項と期限だけ確かめることです。

会議が終わってから議事録を清書していると、それだけで30分かかることがあります。わたしも、メモを見返しながら「これ決まったんだっけ?」と迷う時間がいちばん長いと感じていました。この記事では、メモや文字起こしをAIに渡して議事録にする手順を、そのまま使えるプロンプトと一緒にまとめます。

AIで議事録を作る流れは3ステップ

流れは「材料を集める → AIに整理させる → 人が3点だけ確かめる」の3つです。AIに任せるのは真ん中だけにすると、間違いが混ざりにくくなります。

ステップやることかかる時間の目安
1. 材料を集める会議中の箇条書きメモ、またはオンライン会議の文字起こしを用意する会議中に済ませる
2. AIに整理させる下のプロンプトに材料を貼って、決定・宿題・保留に分けさせる1〜2分
3. 人が確かめる決定事項・担当者・期限の3つだけ、メモと照らし合わせる3分ほど

会社の会議の内容をAIに入れてよいかは、勤務先のルールしだいです。社内で許可されているAI(会社契約のもの)を使い、個人のアカウントには貼らないようにします。

そのまま使える議事録プロンプト

いちばんよく使うのがこの形です。「推測しない」「不明と書く」を入れておくのが大事なところです。

あなたは会議の書記です。下のメモから議事録を作ってください。

# 書き方
- 見出しは「決定事項」「宿題(担当・期限)」「保留・次回に持ち越し」「共有事項」の4つ
- 宿題は「何を/誰が/いつまでに」を1行で書く
- メモに書かれていないことは推測しない。担当や期限が分からないものは「不明」と書く
- 1項目は1文で短く

# メモ
(ここに会議メモか文字起こしを貼る)

試しに、次のような走り書きのメモを渡してみました。

10/20 定例
・展示会のチラシ、デザイン案B寄りで。色だけもう一回
・印刷の見積もり 田中さん 2社分 金曜まで
・ノベルティどうするか → 予算見てから
・来週から受付の当番表変わる(総務から連絡)
・Webの更新、佐藤さん? いつまでか聞きそびれた

AIの返答はこうなりました(読みやすく少し整えています)。

■決定事項
・展示会のチラシはデザイン案Bをもとに進める。色のみ再検討する

■宿題(担当・期限)
・印刷の見積もりを2社分取る/田中さん/金曜まで
・チラシの色の再検討/不明/不明
・Webの更新/佐藤さん(要確認)/不明

■保留・次回に持ち越し
・ノベルティの有無(予算を確認してから決める)

■共有事項
・来週から受付の当番表が変わる(総務から連絡あり)

「いつまでか聞きそびれた」部分が、勝手に日付を作られずに「不明」になっているのが分かります。この「不明」の行が、そのまま会議後に確かめることリストになります。

目的別の議事録プロンプト

同じメモでも、誰に配るかで欲しい形が変わります。よく使う2つを置いておきます。

上司に3行で報告したいとき

下の議事録を、会議に出ていない上司向けに3行で要約してください。
1行目: いちばん大事な決定
2行目: 期限が近い宿題
3行目: 上司に判断してほしいこと(無ければ「なし」)

(ここに議事録を貼る)

宿題だけをチャットに流したいとき

下の議事録から宿題だけを抜き出して、チャットに貼れる形にしてください。
- 担当者ごとにまとめる
- 期限が早い順に並べる
- 期限が「不明」のものは最後に「期限未定」としてまとめる

(ここに議事録を貼る)

一度うまくいったプロンプトは、メモ帳や単語登録に入れておくと毎回コピペで済みます。たとえば「ぎじろく」と打つと最初のプロンプトが出るように登録しておく、といった形です。

AIの議事録で間違えやすい3つのところ

AIの議事録で間違いが出やすいのは「決定かどうか」「担当者」「数字と日付」の3つです。ここだけは配る前に見ます。

間違えやすいところ起きやすいこと防ぎ方
決定かどうか「〜でいいかもね」という意見が「決定」に入るプロンプトに「はっきり決まったものだけ決定事項に入れる」と書く
担当者話していた人がそのまま担当にされる担当が言葉で決まっていないものは「不明」にさせる
数字と日付「来週の頭」が具体的な日付に置きかわる日付はメモの書き方のまま残させる

文字起こしまで自動にしたいときの選択肢

メモを取る手間そのものを減らしたいときは、録音と文字起こしをしてくれる道具を使う方法があります。オンライン会議なら会議ツールの文字起こし機能、対面の会議なら録音機器を使う形が一般的です。

録音した文字起こしは長くなるので、そのままAIに渡すより「前半・後半に分けて要点を出す → 最後に1つにまとめる」の順にすると、抜けが少なくなります。録音するときは、参加者に一言断ってからにしましょう。

AIで要約まで行える録音機器には、次のようなものがあります。わたしは使っていないので、公式の紹介内容だけ載せます。

まとめ: まずは次の会議のメモを1回渡してみる

議事録をAIで作るときは、決定・宿題・保留に分けさせ、分からないところは「不明」と書かせるのがいちばんのコツです。最後に決定事項・担当者・期限の3つだけ自分で確かめれば、清書の時間はぐっと短くなります。次の会議のメモで、上のプロンプトを1回だけ試してみてください。

よくある質問

議事録をAIに作らせても大丈夫ですか?

社外秘の内容を含む場合は、勤務先が許可しているAIだけを使ってください。個人のアカウントに会議の中身を貼るのは避けます。許可があれば、メモや文字起こしを渡して要点をまとめさせる使い方は便利です。

文字起こしが無く、手書きのメモしかありません。

箇条書きのメモでも使えます。誰が言ったか分からない部分は、AIに推測させず「不明」と書くようにプロンプトで指示すると、事実と違う議事録になりにくくなります。

AIがまとめた議事録はそのまま配っていいですか?

配る前に、決定事項・担当者・期限の3つだけは自分の目で確かめます。AIは発言の言い回しから決定を読み違えることがあるためです。

長い会議の文字起こしが一度に入りません。

前半と後半に分けて、それぞれ要点を出させてから「この2つをまとめて1つの議事録にして」と頼むと収まります。